狼と香辛料

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

最初、絵面で購入を見送ってましたが、いろんなところで良い評価をきいたので、とりあえず1巻目を買って読んでみましたが・・・
速攻で2巻目買いに本屋を5件ほど回りましたよ。いやー、見つかって良かった。
行商人ロレンス(普通の人間)と、豊穣の神ホロ(狼耳、尻尾付き人型狼)が物語の中心になって、経済取引に絡んだ問題(金儲け)を二人で解決していくというのが話の筋。
女の子押し掛け型から物語が始まり、かつ、ヒロインが、神(土着の神って感じだが)、頭の上に耳、尻尾付き、一人称が「わっち」とくれば、商業主義のみに突っ走った、ストーリー性の薄い萌キャラ小説かと思ったけど、なかなか、良いストーリーですよ。
電撃小説大賞の銀賞は伊達じゃないみたい。