技術系の派遣社員ってさ

なんだか扱い悪い

基本的に月〜金は派遣先で働いている。
でも、派遣専業の派遣会社というわけではなく、自社の社員であるわけだが。


IT業界の職種では、派遣期間の上限が無い。
正確には覚えていないが、普通の事務職の派遣期間は3年だった気がする。


私は今の派遣先に丸8年も居たりする。なので、私より派遣先を知らないプロパーがたくさん居る。
・・・なんか非常にかなしいよね。
どうせ頑張るなら、自社で頑張って自社の業績上げて、給料上がる・・・みたいなことが出来ればいいんだけど。
派遣なんて、バイトと一緒で、何時間働いて、いくらの世界。残業代はちゃんと出るけど、それだけだ。


派遣先で、派遣先が請負とかしてるわけだけど、派遣先が請負するときの工数とかも、だいたい知ってたりする。(1人/月いくらとか)
プロパーがプロパーとしての仕事をちゃんとしてくれればいいんだけど、最近なんだか、業務命令すら無いのよね。
請負元の取りまとめぐらい、ちゃんとしてほしいなと。
そんだけ、ピンハネしてるんだからさ。
あー、やっぱり、頑張るなら自社社員として頑張りたいね。

ソフトウエアエンジニアとして

最近、特に思うがソフトウエアエンジニアとして、何が必要かと考えるとき、「コミュニケーションスキル」かなーと思う。
そりゃ、技術的、仕組み的なこと(コンピュータ自体や、開発言語、その他環境)について知っていなければ、ソフトウエアを製造できないが、現在では、その「技術的な知識」がソフトウエアエンジニアとしての要素として必要とされる割合が、相対的に減っている気がする。
主にパソコンがらみの話になるけど(汎用機はよく知らん)、技術的な話はどんどん抽象化され、設計者が内部の構造を詳しく理解しなくても、製造できるようになってるし、またそのように隠蔽する技術も発達している。開発するのが楽(簡単)になってきてるんだよね。
ということは、楽になった分の作業量をどこかに振り向けなければいけないんだけど、それはどこかというと、やっぱり、人と話す能力かなと。
ソフトウエアを設計してて一番何難しいかというと、「要件」だね。
要件は人間の要望だから、ぶれるぶれる。しかも要望を出す人自身が自分自身が欲している要望をうまく把握していない。
設計、製造、テストなんてルーチンワークだ。コンピュータの出来ることなんて、「入力に対して出力」することしか出来ないんだから、入力に対する、出力のパターンさえ押さえられれば(要件)、あとは簡単だよねー。
問題は要件がぶれると、みんなぶれるってことかな。


就職活動(受け入れる側)で、学校の教師と話をする機会があったんだけど、「コミュニケーションスキル」が大事という認識はあるみたい。(教師のレベルでみたいだけど)
javaやc,c++とかいろいろ開発言語があるけど、開発言語の文法を教えるのも必要かもしれないけど、設計やそれよりも上流のことについて、教えておいてほしいなと思う今日この頃。